GW・夏休みなど大型連休の出店戦略:「近場派」と「お出かけ派」の行動から導く成功ポイント
街が活気づくゴールデンウィーク(GW)や夏休みなどの大型連休。 この時期の出店を検討する際、「連休の混雑の中で自社の催事が埋もれてしまわないか」「具体的にどうやってお客様を呼び込めばいいのか」といった不安を抱く担当者の方は少なくありません。
実は大型連休の消費者は、大きく分けて「近場でのんびり派(非・遠出層)」と「お出かけ派(遠出層)」の2つのパターンに分類されます。本ガイドでは、それぞれの行動パターンを紐解き、限られた連休期間で着実に成果を出すための考え方を詳しく解説します。
大型連休の来客は2種類:お客様の行動パターンを知る
大型連休中の人の動きは、その過ごし方や目的によって次の2つに整理できます。
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近場でのんびり派(地元志向)
あえて混雑を避け、地元や自宅の近くでゆったりと過ごすことを選ぶ層です。ファミリー層を中心に「子供を遊ばせたいけれど、遠方の人混みは避けたい」という心理が働いています。
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お出かけ派(観光・都心型)
連休を利用して、話題のスポットや観光地、都心部の商業施設などへ出かける層です。周辺の観光地を目的地としてついでに立ち寄るケースのほか、トレンドの商品や非日常的な体験、少し特別な買い物を目的に施設を訪れる傾向があります。
ターゲット別の戦略:施設の個性に合わせた商品と体験の提案
「大型連休の来館者」をひと括りにすると、施策がぼやけてしまいます。 本記事では大型連休の行動特性から、①遠出を避けて"近場でのんびり"過ごす層と、②観光やついで立ち寄りを含めて"お出かけ"する層の2タイプに整理しました。どちらが多いかで、刺さる商品設計・体験設計・訴求軸は変わります。利用者別に見た施設特徴から、それぞれの戦略を整理してみましょう。
① 「近場でのんびり派」へのアプローチ
遠出は避けつつも、連休感は味わいたい。そんな「近場でのんびり派」は、生活動線の延長で来館し、滞在が長めになりやすいのが特徴です。購買は"必要な買い物"だけでなく、「ついで」「家族のご褒美」が混ざるため、迷わず選べる提案と、短時間で満足できる体験が売上を押し上げます。勝ち筋は、立ち止まりやすい導線で"試せる・すぐ分かる"をつくり、意思決定を後押しすることです。
主な対象施設
ノースポート・モール、みのおキューズモール
施設の特徴
生活圏からの来館が中心となる郊外型ショッピングモール。日常利用の延長で来館するファミリー層が多く、週末や連休には「近場で過ごせるサードプレイス(自宅や職場・学校とは異なる、居心地の良い第3の場所)」として滞在時間が比較的長くなる傾向があります。
お客様の心理
混雑を避けつつ、子供と一緒に楽しめる「近場の遊び場」や、連休感を味わうための「特別な品」を求めています。
喜ばれる商品・体験
子供向けのワークショップ・知育玩具や、体験型イベント、手に入りづらい有名店の名品。滞在時間が長くなる傾向があるため、じっくりとブランドに触れてもらう企画が適しています。
広告の活用法
フードコート内でのステッカー広告や館内の液晶モニター(サイネージ)で、滞在中のファミリー層へ繰り返し視覚的にアプローチし、出店場所への来店を促します。
② 「お出かけ派」へのアプローチ
観光やついで立ち寄りも含めて、連休を"イベント"として楽しむ「お出かけ派」は、お出かけを楽しむためのモチベーションが高く、短時間での衝動購買が起きやすい層です。一方で滞在は限られ、迷わせると離脱が早い。だからこそ、刺さるのは「いまだけ・ここだけ」などの限定性と、写真共有・お土産につながる"持ち帰れる体験価値"です。勝ち筋は、5秒で理解できる見せ方と、混雑前提の運営設計で取りこぼしを防ぐことです。
主な対象施設
もりのみやキューズモールBASE、COCONO SUSUKINO、デックス東京ビーチ
施設の特徴
観光地や繁華街、都市中心部に近接する都市型商業施設。観光客や街歩きの来訪者が多く、複数施設に立ち寄るエリア回遊型の来館が発生しやすい立地です。
お客様の心理
大阪城観光のついでに立ち寄る方や、お台場や札幌の中心部で非日常を楽しみたい観光客・地元の方。トレンドの商品や「今ここでしか買えないもの」への期待感が高まっています。
喜ばれる商品・体験
話題性の高いスイーツ、限定ギフト、トレンドを捉えたアパレル、立ち寄りやすい期間限定の店頭プロモーション。
広告の活用法
COCONO SUSUKINOの大型屋外ビジョンのように、街を歩く人々へ直接届くメディアが効果的です。催事の実施に合わせて映像を流すことで、一気に認知を広げることが可能です。
あなたはどのタイプ? ターゲット別・出店アプローチの比較
ここまで見てきた通り、大型連休来館者は「近場でのんびり派(地元志向)」と「お出かけ派(観光・都心型)」で、刺さる商品・体験・訴求軸が変わります。下のチャートでは、ターゲット別に"出店で押さえるべきポイント"を横並びで整理しました。自社商材や出店目的に近いタイプから確認し、出店の優先順位を決める参考にしてください。
| ターゲット | 近場でのんびり派(地元・滞在型) | お出かけ派(観光・都心型) |
|---|---|---|
| 代表的な施設 | ノースポート・モール みのおキューズモール |
もりのみやキューズモールBASE COCONO SUSUKINO デックス東京ビーチ |
| 連休中の動き | 混雑を避ける、日常の延長、滞在型 | 観光を楽しむ、非日常、エリア回遊型 |
| おすすめの体験・商材 | ワークショップ、体験型の販売、いつもなら買えない話題の品 | トレンド紹介、限定販売、ギフト |
| 効果的な広告 | フードコートステッカー、館内ポスター | 大型屋外ビジョン、駅前プロモーション |
一足早い問い合わせが成果を左右する:催事と広告メディアの相乗効果
大型連休の区画は出店希望が集中するため、早めの計画が欠かせません。実施の2〜4ヶ月前から相談を始めることで、場所の確保だけでなく、以下のような「催事+広告」を組み合わせた効果的な提案が可能になります。
- 映像広告と連動させた集客強化:催事場所の確保と同時に、施設内の広告枠を連動させることができます。例えばCOCONO SUSUKINOでは、出店に合わせて外壁の大型ビジョンを活用し、周辺を歩く人々を店舗へと一気に引き込むプランを検討できます。
- 館内の目立つ場所での告知:ノースポート・モールなどのフードコートにおけるテーブルステッカーなど、特定のターゲットが必ず目にする場所での案内を組み合わせることで、催事単体では成し得ないほど多くの方に存在を知ってもらうことができます。
東急不動産スペース&メディア「SPEDIA」では、全国各地の多様な施設データに基づき、貴社のブランドに最適な「大型連休の勝ち舞台」を公開しています。
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